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新旧blessing softwareヒロイン大結集
劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」のアフレコが行われました!
まずはその感想をお聞かせください。
まずはその感想をお聞かせください。
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安野TVシリーズのアフレコから結構時間が経っていて、2年越しくらいなんですよね。登場人物が少ないこともあって、今まではミニマムでちょうど良いサイズのアフレコスタジオで収録をしていたのですが、今回の劇場版のアフレコスタジオは……広い!
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矢作そうだねー!
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赤﨑でも、人数はそんなに多くない!
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茅野今回は広いスタジオだから、意外と空間が空いてます。
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大西スタジオの席が二列しかないですからね。しかも後ろは誰も座っていなくて。
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矢作実際は30人は入れるもんね。
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赤﨑贅沢だね。
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大西劇場版だからスタジオも贅沢になるんですよ!
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茅野セリフが息切れするぐらい多いので、空間が広いのはとてもありがたいです。
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一同ああー!
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安野本編の空間も、我々が少人数ながらも頑張って埋めています!
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茅野珍しいよね。劇場版って劇場版オリジナルのヒロインがいてもおかしくないんだけど、そういうのがいなくて。
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大西新キャラいないですよね。
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茅野アフレコの冒頭に、丸戸(史明)さんが挨拶をされたときに、「劇場版なのに、知った顔しかいない」っておっしゃっていて(笑)。
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矢作(赤﨑に)これ以上キャラクターが増えたら困っちゃうよね。
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赤﨑私たちの出番がなくなっちゃう(笑)。
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大西でも、この作品は家族感があっていいですよね。
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安野この空気感が懐かしいなって思います。
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茅野サークルから英梨々、詩羽が抜けたことで、美智留と出海の出番がすごく増えていて。なんかblessing softwareも新しいサークルの雰囲気になっていて……。
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赤﨑・矢作ありがとうございます!
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茅野なんか若干の寂しさも……。
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赤﨑新風を吹かせていきたいね!
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矢作新陳代謝しなきゃ!(笑)
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大西なんだか英梨々が他所者みたいになるのはちょっと寂しい……(笑)。
待望の劇場版に臨む
5人の意気込みは――
劇場版に、みなさんはどんなお気持ちで臨みましたか。
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安野TVシリーズ第2期では英梨々と詩羽の旅立ちと、新しいメンバー出海ちゃんの加入を匂わせるところまでが描かれていたんですけど、劇場版ではどこを描くんだろうと思っていたら、スタッフさんから「劇場版は頑張って最後まで行きます」というお話を聞いて。ギュギュッと駆け抜けるのかなといざ台本を見ると、とても気持ちの良い、感情の流れがつながった描かれ方になっていたので、演じやすいなと感じました。濃厚な2時間をこうしてみんなで集まって収録ができたのも、なにより嬉しいです。
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大西気持ちはTVシリーズも、劇場版も、そんなに変わらないというか。TVアニメの時点で、重要なシーンをたくさんやってきたので、劇場版だからと言って変に気負ったりすることはあまりなかったです。でも、シナリオを最後まで読んだときに、詩羽と英梨々の関係性がすごく印象的で。第2期でも英梨々は本当に詩羽に助けられて、個人的にも泣きながら台本を読んでいたんですけど。今回の劇場版でもまた守ってもらったり、背中を押してもらったりしていて。英梨々には詩羽がいないとダメだったんだなというのが、再認識できました。
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茅野今回の劇場版は、細やかなシーンがすごく多いんです。詩羽の感情もTVシリーズの第1期のころとはだいぶ違っていて。第2期の「これからふたりでいっしょにやっていく」という気持ちから、劇場版の「ひとつ上のステージへいくんだ」という決意への流れが感じられました。台本のト書きにも「英梨々をなだめるように」と書いてあったりして、気遣うシーンが多くて。関係性も対倫理くん(安芸倫也)というよりは、対英梨々になっていて。イイ女度が上がっていました。
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大西ほんとに!
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茅野原作を読んだときよりも、イイ女度の高さを感じました。詩羽先輩がカッコよくて、英梨々のことを守っている感じが、台本から読み取ることができたので、たくさんある原作の中からギュッとしぼったシーンたちだと思いますし、大切に最後まで演じたいなと思いますね。
赤﨑さんと矢作さんは、今回の劇場版にどんな印象をお持ちでしたか。
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赤﨑大きな船に乗っていたら、ここまでやってきた感がすごいですね。もともとTVシリーズでも出番がそんなに多くはなかったので、劇場版まで来てみたら、思ったよりもセリフ数が多くてびっくりしたのと……美智留との掛け合いも多くて。
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矢作多かったよね。だって、私たちもう仲間じゃん!(笑)。
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赤﨑TVシリーズだとそんなに掛け合ってなかったよね。
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矢作なかった……よね。
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赤﨑第1期のときなんて、収録現場で会ったことなかったし。
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矢作あ、出てるんだーくらいの感じだったもんね。今回は、加藤(恵)ちゃんと3人でしゃべっているシーンもあるし。すごく新鮮な感じがするよね、私たち。
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赤﨑平和なblessing softwareって感じがしますよね。トラブルメーカーのふたりがいないから。
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茅野・大西ええーっ!
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矢作静かだよね。うるさい人がいないから(笑)。
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赤﨑ふたり(詩羽と英梨々)はバチバチしてたけど、私たちは……。
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矢作仲いいよね(笑)
5人がそろうのは……『冴えカノ』第2期のイベント(「 冴えない彼女の育てかたFES ♭」)以来ですか。
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一同それ以来……かな。
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茅野全員そろっては、イベント以来。珍しいね。
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赤﨑イベントのときも、バタバタしているから、ゆっくりみんなで話すって感じでもないよね。
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大西今日が一番、みんなで話してるのかもしれない。
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赤﨑イベントでは……カラオケしたよね。
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矢作マラカスを振ってた(笑)。
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茅野カラオケボックスっていう設定で、ひとりずつ前に出て歌って。みんなは椅子に座って、マラカスとかタンバリンとか叩いてたよ。
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大西そうでしたね!
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赤﨑カラオケボックスで朗読したんだよね。
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茅野春奈(るな)さんとか、妄キャリ(妄想キャリブレーション)さんも巻き込んで。途中でお芝居にも参加していただいたり……。
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矢作ふたり(大西、茅野)が「DOUBLE RAINBOW DREAMS(歌:澤村・スペンサー・英梨々、 霞ヶ丘詩羽)」を歌ったときに、サビでこっち(出演者側)を見て、歌ってくれたでしょ?
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赤﨑やってたやってた!
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矢作私は感動した!
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大西感動してくれたんですか?
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矢作第2期のラストは、英梨々と詩羽で頑張っていくという終わり方だったじゃない? そこからの「DOUBLE RAINBOW DREAMS」は泣くでしょ!
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赤﨑あと、安野ちゃんが歌っているときに客席がサイリウムでピンク色になったのにも感動した。
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大西しかも、安野さんが私たちのいるところに振り向いてくれて!
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安野恵の歌は、仲間を想う歌詞になっているので、カラオケボックスという設定なら、シャイな恵でもそういうことができるかなと思って。みなさんに向けて歌ってみました(笑)。
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矢作あれに私の胸は撃ち抜かれました。撮影しておけばよかった!
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大西そっか、カラオケなら、私たちがカメラを持ち込んでもよかったんですよね。
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茅野なんでカメラを持ち込まなかったんでしょうね。悔しい!
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矢作あとイベントでは、松岡(禎丞)さん(安芸倫也役)も面白かったよね。
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一同笑。
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茅野一番盛り上がっていたよね。
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大西第1期のイベントの時も、「LOVE iLLUSiON」を歌ってましたよね。
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矢作第2期のイベントのときは、CD(「LOVE iLLUSiON」安芸倫也ソロ)がパンフレットについたんですよね!妙にイケメンの倫也がジャケットになっていて……。
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大西青い花に囲まれていましたよね!
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茅野あれは倫理君のイメージフラワーを深崎(暮人)さんが描いてくださったんですよね。
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大西私たちのキャラクターソングにもそれぞれのキャラクターのイメージフラワーがついてたからね。私(英梨々)の花は百合で。
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茅野私(詩羽)はガーベラだった。
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安野私(恵)は桜で……。
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一同懐かしいね!
あのカラオケボックスの企画の提案は茅野さんだったんですよね。
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茅野ちょうど音響打ち上げか何かのタイミングで、丸戸さんが「イベントの朗読をどうしよう」と話していて。「せっかく歌を歌うのなら、ライブパートとトークパートを分けないで構成できたら良いですね」って話をしていたら……まさかあんなかたちに。
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赤﨑ええーっ、そうなんだ。
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矢作へえー。
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茅野「カラオケボックスみたいにやれば面白いかな」と言っていたのが、たまたま採用されたんです。『冴えカノ』の現場は、私たちの意見を結構反映してくださるので、ありがたいです!
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安野茅野さんのアイデアはけっこう採用されていますよね。
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赤﨑企画リーダーだ!
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矢作第1期のイベントはどんなのでしたっけ。
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茅野大西ちゃんが最後に泣いたの。
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安野アニメ第2期の制作発表があったんだよね。
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大西矢作先輩が「ティッシュティッシュ」って言ってくれて……。そうだ、第1期のイベントのときは、ちーさん(赤崎)髪型をお団子にしていましたよね!
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赤﨑やってましたよ! なにか問題でも!?
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矢作ちゃんとキャラっぽくしてましたよね。
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赤﨑でも、劇場版の出海の髪型はツインお団子をやめちゃいましたからね。
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矢作やっぱり大西も英梨々にあわせてツインテールにしなきゃ。
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茅野第1期のイベントの最後に「今度はツインテールにする」みたいなこと言ってたよね。
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矢作でも、第2期のイベントでもツインテールをやらなかったじゃん!
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赤﨑いいの? このまま終わって!
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大西ちょっとー! 髪足りないですよ。
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茅野舞台挨拶で大西ちゃんのツインテールがついに見られるのかも。
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一同楽しみ~!
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大西えーっ……。
いよいよ劇場版公開カウントダウン
第1期の放送から4年、『冴えカノ』と皆さんも長いお付き合いの作品になりましたね。
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茅野そうですねえ。長い作品になりましたね。覚えてる? オーディションで掛け合いしたの。
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大西うんうん。最終オーディションに6人いて。それで私たち3人が残ったんですよね。
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安野3人の掛け合いで決めたいと言われて。
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茅野6人で交互に掛け合っていって、それでフィットしたのがこの3人だった、ということだと思う
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赤崎・矢作そうだったんだ!
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茅野私は詩羽役と恵役を受けていて。大西ちゃんは何を受けてたっけ?
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大西私は恵と詩羽。英梨々役は受けてなかったんです。
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赤﨑えっ! そうなの?
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大西オーディションの現場で急に英梨々役を演じることになって、かなり高い声を使ったんです。英梨々役に決まってから、第1期の収録のときはかなり声がきつかったんですよね。「こんな声使ったことない!」ってくらい。なので第1期から第2期の間に声を忘れちゃって、リハビリが大変だった……。
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茅野第2期の直前は、かなりリハビリしてたもんね。
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一同(笑)。
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大西でも劇場版はぜんぜんリハビリが必要なかった……。
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安野関わってきた年数のたまものかも。4年もやってると、キャラクターが身体にしみこむよね。
さて、劇場版の公開もまもなく。劇場公開を楽しみにしているファンのみなさんは、どんな準備をしていくと良いと思いますか。
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大西この作品を好きな方は、きっとこちらから何も言わなくても、これまでのTVシリーズを見直してくれるでしょうから……。特別な準備をしていただかなくても良いのかなー。
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安野原作のラストまでがギュギュっとつまってる劇場版になりますし、想像を超えるエンディングを楽しみにしてほしいです!
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茅野エンドロールが終わったあとも席を立たないでください!
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安野ぜひ最後の最後まで楽しんでいただきたいです!